わたしの周りだけでしょうか?
結婚してから数年経っても仲良しの夫婦があんまりいないんです。
ん~。うちは今でも夫婦仲がいいんだけどなー。
子供がいるか、いないかの違い
まわりの友人知人の子供がいる人たちの様子を見ていると、奥さんの気持ちが旦那さんから子供に移ってしまっていることが多いです。
究極、子供さえいれば(そしてお金さえあれば)夫はいらない。みたいな。
子供がいない私からすると「旦那さんあっての子供」だし、むしろ自分で選んで愛し始めたのは旦那さんなわけだから、夫の方をより大切にすべきだと思うんだけど。
日々の生活(特に子育て)のストレスの中で、いろんな思いが積み重なって夫への気持ちが薄れてしまうのかなぁ?
でも、そこにこそ夫婦仲良しでいられるかどうかのカギがあるように思います。
本来、子供がいる方が絆が深まり、家族として完成度が高まるように思います。
子供がいない夫婦は、お互いが嫌になれば別れるという選択肢を選びやすいです。
危うい綱渡りの上に成り立っていると言えます。
でも、子供がいない私たちはお互いに一緒にいる意味や価値を常に高める努力をするようにしています。
好きでなければ一緒にいる意味がないとわたしは思います。
「好き」とは、友達よりも仕事よりも親兄弟よりも大切ということです。
優先順位は常に一番で、相手のことを念頭に置いて様々な選択をし、生きていきます。
たぶん、子供がいる家庭ではこの優先順位のトップが子供になるんでしょうね。特にお母さんにとって。
夫がいることへの感謝を忘れない子有り夫婦は鉄壁ですが、子供がいることに安心し過ぎてしまうと子供がいない夫婦の絆に簡単に追い越されてしまうのではないでしょうか。
唯一無二の存在だと思えるか
相手のことを最も大切な人だと思えるかどうかは、子供と比べてだけではありません。
もっと素敵な相手がいるんじゃないか。って気持ちが心のどこかにあるかどうか。
相手以上の人はいないと信じることができなくては、生涯の伴侶として満足し、安定した気持ちで過ごすことはできません。
私は、毎日それはそれはたくさんの人に会う仕事をしていたこともあり、いろんな人のイイところとイヤなところを分析するクセがついています。
人の性格の一面は、見方によって良くも悪くも変化するということ。
例)
あぁ、この人のワンマンなところは自営業で会社を大きくしていくにはプラスだけど、家庭では奥さん大変だろうな。
彼はすごくマメで細やかなところが素敵だけど、付き合ったらいろいろ細かくて面倒くさそうだな。
優しくて女性に慣れているけど、八方美人だと彼女は気が気じゃないだろうな。
逆もありますよね!
例)
彼は優柔不断だけど、私が主導権握れるからうれしい。
ちっともメール返信してくれないけど、女慣れしていないから女性関係は安心。
要は自分にとって向いている相手かどうかが重要です。
そのためには、自分がどんな相手を望んでいるのかを分析することが最重要!
相手に求める課題を3つくらいに絞り込んで、それ以外は切り捨てるくらいの気持ちで考えると理想の相手が見えてきます。
私が夫婦喧嘩をしても気持ちが戻るのは、彼は自分が重要視している要素を満たしていることを知っているからです。
全てがそろっている人は、まずいない!ほとんどいない!
であれば、自分がもっとも大切にする何かを持っている人と人生を過ごすのが一番しあわせです。
私が相手に求めること
・仕事よりも趣味よりも家庭優先
・優しい
・金銭感覚がしっかりしている
暮らしていく中で相手の良いところが失われてしまった時
せっかく自分にぴったりの人と結婚しても年月が経つと人は変わります。
自分も相手も、必ず変わると思います。
変わらないでいるためには、努力を要するのです。
どんな努力をするか?
これも相手に変わってほしくないところに焦点を当てて、その良いところを伸ばすつもりで褒めて感謝して、大切にはぐくむのです。
一時期、お互いにピリピリして、優しく気遣う関係性が壊れてしまっていました。
狭い家の中ですれ違う時に肩がぶつかると「もう!」と相手に嫌味を言うような感じです。
日々の生活でこれでは疲れますよね。
最初は相手に「ちゃんと謝って」「もっと気を遣って」と怒っていましたが、当たり前のように同じ内容の文句が返ってきました。
お互いさまだったということです。
その時、効果を発したのがこちらの「10年日記」です。
いろいろなメーカーで10年日記が発売されています。
結婚前からこういう日記をつけていたので、出会った頃のわくわくとか、新婚時代の喜びとか自分の気持ちを振り返ることができました。
他の誰に説得されるよりも過去の自分の声ですから、効果がありました。
いろんなエピソードを読み返すことで、その時の自分の気持ちが蘇ります。
そうだ!わたしは彼のこういうところが好きだったんだ!
同じ人物のはずなのに、その良い面をつぶしてしまったのは私なのではないか?
そう思った私は、自分の日頃の行いを反省し、とにかく感謝の気持ちで彼に接し過ごすように意識しました。
仲良しに戻ることができた!
いつの間にか新婚当初の仲良しさに戻りました^^
相手に優しくしてもらいたかったら、自分が相手に優しくするのが一番ですね!
毎日実践していること
幸せを噛みしめるために実行していることがあります。
・寝る前に「今日はなにが一番楽しかった?」とふりかえる
・幸せを感じた時には言葉にする
・食事をするときにテレビをつけない
「今日なにが一番楽しかった?」の答えは、「おうちに帰ってきてあなたの顔を見た時」とか「一緒にご飯を食べていた瞬間」となることが多いです。
「幸せを感じた瞬間」は、食事のたびに「ごはんを好きな人と一緒に食べられてうれしいよね!」「どんない美味しいものを食べてもあなたと一緒じゃないと寂しいと思う」など言い合っています。
外食でもそうなので、きっと熟年結婚か不倫カップルと思われているかもしれませんね^^;
食事中にテレビをつけないのは、もちろん会話を楽しむためです。
テレビ好きの彼は最初嫌がりましたが、音楽を聴きながらの食事はムードもあって良いものです。
夫婦円満のためには会話することが重要なので、すごく効果的だと思います。
手をつないで歩く老夫婦になりたい
「恥ずかしいから手をつながない。」「いい年してみっともない」という観念ありません。
自分たちが幸せで、他人に迷惑をかけないのであれば良いと思います。
年をとっても手をつないで歩き、笑顔で見つめあって笑いあえる夫婦でありたいと思っています。
チャーミーグリーンのCMに出てくる老夫婦のようなイメージです。
そのためには、日々精進!
気を抜かずに幸せを噛みしめていきたいと思います^^