1年半くらい前から目が見えたり見えなくなったりを繰り返していて、ひきつけを起こして痙攣したり、もう死んじゃうんじゃないかと思うくらいのことが何度かあって。
その後、しばらくまったく目が見えなくなるんです。
理由がわからず、かかりつけの2か所の動物病院で相談していました🐶
最初は、「ヘルニアの影響で視神経にも影響が出ているのかも?」ということで腰に注射したりしていて、そのあと発作も起きていなかったし、タイミングよく目の調子も良くなったので全て「ヘルニア」のせいだったのかなぁ~?と思っていたところ
やっぱりまた、1か月くらいたってひどいひき付けを起こし、目も全く見えなくなって、こんなことを繰り返していたら愛犬の命にかかわると思って「脳」を専門にしている病院へ行くことにしました。
そこで、最後の砦だと思っていたMRI撮影をして、やっと目が見えなくなっていた理由が判明しました🐕
MRIでくだされた病名は「脳視神経炎」でした!
愛犬のトイプードルは、もう14歳のシニア犬なので…麻酔をかける検査や手術は体力的に心配です💦
だから、MRI検査もできるだけしたくないなぁって思っていたわけなんですけど
やっぱり、治療法がわからないままだとどうしようもないので、MRIを撮ることにしました🐕
20万円くらいする病院もあるようですが、たまたま近所の動物病院ではすごく良心的価格の9万円くらいで検査してもらえました。
自前でMRI機器を持っている病院だったから、価格を抑えられているみたいでした。
もし、MRIが必要になった場合には、いろんな病院に聞いてみた方がよいと思います!
撮影だけしてもらって、診断結果を持ってかかりつけの先生に診てもらってもよいわけですしね💕
MRI検査の結果、「脳視神経炎」ということがわかり、現在は「サクシリン」「プレドニン(ステロイド)」「ノイロビタン」「ATP」を朝晩飲んで、症状が治まっております✨
少し前までの症状は・・・
発作を起こした時の愛犬は、手足をビーーンと突っ張って伸ばした状態で痙攣をおこし、普段は聞かないようなキューンって声をあげたり、それはそれは怖い状態でした。
しばらくすると落ち着くものの、もともと耳が遠くなってほとんど聞こえない状況に加えて、まったく目が見えなくなってしまうからか?1日中ず~っと寝たままになってしまいました💨
比喩で言っているんじゃなく、本当にクッションの上から1歩も歩かなくなってしまったんですよ🐶
お散歩に連れ出してもヨロヨロこてん!って横に転んじゃったりして、足に力が入らない感じで。
数日前まで元気に走っていたのに、急にそんな状態になってしまったので「これは老化ではないぞ」と思っていました。
急に痴ほう症にもなってしまって、オシッコもウンチもすべて失敗!!
これ、地味につらかったですねぇ~~(-_-メ)
だって、朝起きたら、夜中におしっこされたお布団カバーとカーペットをはがして洗い、ウンチで汚れているところを綺麗にすることから始まります。毎日、毎日。
昼間も30分に1回のペースでトイレに連れて行くんですけど、トイレを認識できないのでそこら中にまき散らし💦
防水の寝具カバーに助けられました!
そそうをしても病気だから怒るわけにもいかないし、怒ったって理解できる状態でもないし、自分の精神の安定のために防水寝具は必須です✨
ただ、防水のカバーリングはとっても重いので布団の快適さは下がりますし、洗濯した後に干すのが一苦労なのは覚悟してください(;^ω^)
天井を見上げてグルグル気が狂ったみたいにまわってみたり。
脳がおかしくなると愛犬の行動のクセとか、そういうのもなくなっちゃうところが すごく悲しかったです(涙
脳視神経を治療し始めて3か月経過の状況
ステロイドなどの薬は、最初は朝と晩に1日2回飲ませていました。
でも、ステロイドは効果がある反面、とても強い薬で副反応がこわいので💦現在は1日1回夜だけにしています。
なぜ朝じゃなくて夜だけにしているかというと薬の効果が切れておもらししてしまうとしても昼間なら目を光らせておけるからです👀
元気になってくるとワガママな性格が戻ってきて、嬉しいやら面倒くさいやら🐶💦
ステロイドは食欲が増す性質もあるらしく、とにかく食いしん坊になります。
目が見えなくて行動範囲もせばまっているところに食欲モリモリなので、えさをカロリーライトのものに変更しました…
いろいろ大変なことはあるけれど、飼い主のにおいをかいで喜んだり、好きなクッションで丸まっていたり、以前と同じ行動を見るとすごく嬉しくなります💕
足とか内臓の病気もいやだけど、脳の病気は本人ではなくなってしまう怖さを痛感しました💀
お薬でだましだましの状態ではあるけれど、いまのところ均衡を保てているのが何より。
今後、ステロイドの飲み薬を1日おきにしていって、病状が悪化しないか様子を見るつもりです🐕